北海道の完全国産ワインの生産量は日本一
2020年09月15日 12時26分
環境がとても適している北海道の国産ぶどう使用のワイン生産量は日本一です。
欧州のワイン用ぶどうを盛んに栽培されている地域と環境がよく似ており、ぶどうが花を咲かせる時期に梅雨がなく、
収穫時期に台風も来ない北海道の環境はワイン用ぶどうを栽培するには非常に都合のいい環境となっています。
寒暖差の激しい環境は病害の発生も少なく低農薬での栽培を実現しています。
また低気温だけでなく高気温の時もあるので、メルロのような一定の積算温度が必要な品種でも栽培できるぶどうの熟成に役立つ環境でもあります。
そのぶどうの生産量からワイナリーも作られ、ここ数年の品質向上は目覚ましく高い評価を受けるワインも続々と登場していて
今や北海道の地場産業といって過言でないほどのワイン生産地区となっています。
「北海道ワイン」を筆頭に「ふらのワイン」「十勝ワイン」といったメーカーが名を連ね
道内の農家と契約の上大変品質の高い完全国産ワインを生産しています。
輸入ぶどうに頼らず国内でしっかり管理されたぶどうを使用しているので安心度の高い商品でしょう。
その高品質さは話題を呼び、いまや北海道のワインはツアーやテレビ、映画の題材に取り上げられるほどとなっています。
これからもさらに北海道のワイン産業はメディアでもワイン業界でも注目されるものとなるでしょう。